家の中にグリーンを飾るコツ
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なんとなく空間が寂しい。
観葉植物や枝ものを暮らしに取り入れると、部屋の印象はぐっとやわらかくなります。「モデルルームのようにはならない」と感じる時、効果的なのが家の中にグリーンを取り入れることです。
とはいえ、ただ鉢を買って置くだけでは、動線の邪魔になったり、部屋が散らかって見えたり、すぐに枯れてしまったりすることもあります。グリーンは、置く場所・大きさ・鉢の素材・お手入れのしやすさまで考えることで、住まいになじむインテリアになります。
今回は、リフォーム会社の視点から、家の中にグリーンを飾る際の考え方を分かりやすくご紹介します。

グリーンを飾る前に考えたい3つのこと
1 どこから見えるかを考える
グリーンを置く場所は、まず「部屋のどこから見えるか」で考えると失敗しにくくなります。玄関に入った時、リビングのドアを開けた時、ソファに座った時など、普段よく目に入る場所に置くと、少ない数でも空間の印象が変わります。
反対に、通路の端や家具の陰など見えにくい場所に置いてしまうと、せっかくのグリーンが目立たず、掃除や水やりもしづらくなります。
2 動線をふさがない
見た目が良くても、人が通る場所や引き出しの前に置くと、毎日の暮らしではストレスになります。特にリビングダイニングは、椅子を引く、掃除機をかける、洗濯物を運ぶなど、意外と動きが多い場所です。
鉢の大きさだけでなく、葉が広がる範囲も含めて、通路幅や家具との距離を確認しておきましょう。
3 水やりと掃除のしやすさを考える
グリーンは飾って終わりではありません。水やり、葉のほこり取り、鉢まわりの掃除が必要です。重い鉢を毎回動かさないと水やりができない場所や、床が濡れやすい場所は、長く続けるうえで負担になります。
鉢皿やキャスター台を使う、床材に合わせてマットを敷くなど、管理のしやすさも一緒に考えておくと安心です。

場所別|グリーンの飾り方アドバイス
玄関:第一印象を整える場所
玄関は、お客様を迎える最初の場所です。大きな植物を置くスペースがなくても、小さな鉢や枝ものを飾るだけで、やわらかく清潔感のある印象になります。
暗くなりやすい玄関では、日陰に比較的強い植物を選ぶか、無理に大きな鉢を置かず、季節の枝ものやフェイクグリーンを上手に使う方法もあります。靴の脱ぎ履きや荷物の出し入れの邪魔にならないよう、床置きよりも棚上やニッチを活用するとすっきり見えます。
リビング:シンボルツリーで空間に余白をつくる
リビングは、家の中でもグリーンを飾りやすい場所です。ソファ横や窓際に背の高い植物を置くと、空間のアクセントになり、部屋全体が落ち着いた印象になります。
大きな鉢を1つ置く場合は、家具の色や床材との相性も大切です。ナチュラルな空間ならラタンや木目調、モダンな空間ならマットな黒やグレーの鉢カバーを選ぶと、インテリアとしてまとまりやすくなります。
ダイニング・キッチン:小さめのグリーンで清潔感を足す
食事をする場所やキッチンまわりには、背の高い植物よりも、小さな鉢や枝もの、ハーブなどが向いています。視線を遮らず、清潔感を保ちやすいサイズを選びましょう。
ただし、コンロの近くや水はねしやすい場所は避けるのが基本です。キッチンカウンターに置く場合は、調理スペースを圧迫しないか、掃除の時に動かしやすいかも確認しておきましょう。
洗面室・トイレ:小さなグリーンで印象をやわらげる
洗面室やトイレは、面積が限られる一方で、グリーンの効果を感じやすい場所です。カウンターの上や棚の一角に小さな鉢を置くと、無機質になりがちな水まわりにやわらかさが生まれます。
湿気がこもりやすい場所では、風通しや日当たりも確認しましょう。窓がない場合は、育てやすい種類を選ぶ、またはフェイクグリーンを使うのも現実的な方法です。
おしゃれに見せるための飾り方のコツ

大・中・小を組み合わせる
グリーンをおしゃれに見せるコツは、高さをそろえすぎないことです。床に置く大きな植物、棚やカウンターに置く中くらいの植物、テーブルに飾る小さな植物を組み合わせると、自然なリズムが生まれます。
同じ高さの鉢を横一列に並べるよりも、高低差をつけて飾った方が、空間に奥行きが出ます。
鉢カバーを内装に合わせる
植物そのものだけでなく、鉢カバーもインテリアの一部です。床材・建具・家具の色と合わせると、グリーンだけが浮いて見えにくくなります。
たとえば、木目の床にはラタンや陶器、グレー系の内装には石目調やマットな鉢、白を基調にした空間には淡いベージュやアイボリーの鉢が合わせやすいです。
余白を残して飾る
グリーンをたくさん置くと、にぎやかで楽しい印象になりますが、置きすぎると掃除が大変になり、空間も狭く見えます。最初は「よく見える場所に1〜2か所」から始めるのがおすすめです。
特にマンションでは、家具・収納・家電とのバランスを見ながら、余白を残して飾るとすっきりした印象になります。

リフォーム時に一緒に考えると良いこと
グリーンは後から置くこともできますが、リフォームのタイミングで「飾る場所」を考えておくと、より自然に住まいになじみます。
飾り棚やニッチをつくる
床に鉢を置くスペースが限られる場合は、飾り棚やニッチをつくると便利です。小さな鉢や枝もの、季節の小物を飾る場所があるだけで、空間に表情が生まれます。
床材や壁材との相性を考える
水やりの際に水がこぼれたり、鉢の底に湿気がこもったりすると、床材や家具に影響が出ることがあります。特に無垢材や突板などの木質系素材を使う場合は、鉢皿やマットを活用し、直接水が触れないようにしましょう。
照明とのバランスを見る
グリーンは、光の当たり方で見え方が変わります。日中の自然光だけでなく、夜に照明が当たった時の影もインテリアの一部になります。スポットライトやスタンド照明と組み合わせると、葉の陰影が出て、落ち着いた雰囲気になります。

初心者の方におすすめしやすい考え方
植物の種類はたくさんありますが、最初から難しく考えすぎる必要はありません。初心者の方は、次の順番で考えると選びやすくなります。
この順番で考えると、「見た目で選んだけれど置く場所がない」「大きすぎて動線の邪魔になる」「水やりが面倒で続かない」といった失敗を防ぎやすくなります。
まとめ
この記事のポイント
- ✓ グリーンは、空間にやわらかさと季節感を加えてくれるインテリア要素
- ✓ 置く場所は「見え方」「動線」「お手入れ」の3つで考える
- ✓ リビングはシンボルツリー、玄関や水まわりは小さな鉢や枝ものがおすすめ
- ✓ 鉢カバーは床材・建具・家具の色と合わせるとまとまりやすい
- ✓ リフォーム時に棚・ニッチ・床保護・照明まで考えると、よりきれいに飾れる
グリーンを素敵に飾るには、植物選びだけでなく、家具配置・収納・床材・照明とのバランスが大切です。リフォームのタイミングで、植物が自然に似合う住まいづくりまで一緒に考えてみませんか。
アクアラボでは、横浜市・川崎市・世田谷区エリアを中心に、間取り・内装・照明・収納まで含めたリフォームをご提案しています。お気軽にご相談ください。
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