大和市 K様 2019年9月施工
お客様のご要望 | 以前お母様と一緒に暮らしていた二世帯住宅に夫婦2人で暮らし、2階を中心とした生活をしていました。しかし、老後の負担や夏の暑さを考え、1階の暮らしを希望。夫人の茶室をつくりたいという思いも重なり、リフォームを決意されました。 |
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施工事例データ
住所 | 大和市 |
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施工箇所 | ・全面リフォーム・リビングダイニング・キッチン・浴室・洗面所・トイレ・玄関・洋室・収納 |
施工内容 | ・仮設解体工事・木工事・内装工事・建具工事・ 電気工事・給排水工事・その他工事 |
費用 | 1030万円 |
工期 | 約3ヶ月 |
築年数 | 25年 |
使用商材 | ・洗面台:1階 LIXIL/L.C ・洗面台:2階 TOTO/エスクア ・トイレ:1階 TOTO/ネオレストRH ・キッチン:1階 LIXIL/リシェルSI ・キッチン:2階 tool box |
ご提案内容 | 壁の移動に制限がある2×4工法の住まいですが、二世帯住宅を一世帯住宅に改修したこと、本格的な茶室を計画したことが今回のポイント。抜けない壁が多い構造の制約に配慮しつつ、1階のLDKにはL字型キッチンを取り入れ、トイレの位置も変更して浴室の拡張にも成功。建具やサッシ、エアコンなど使えるものは既存を残し、コストカットも図りました。また、2階の茶室は2×4工法ですが付け柱によって真壁のように演出し、床を20cm上げることで炉を切ることも実現。手前畳は京間、他は江戸間にするなど細部に至るまでミリ単位で調整しました。 |
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施工が完了しました
1階に移動したLDK。
抜けない壁が多い2×4工法の住まいですが、不要な壁を取り払い、L字型キッチンをオープンに設置して、開放感を演出。
2階に新設した茶室は、2×4工法ですが付け柱によって真壁のように演出し、床を20cm上げることで炉を切ることも実現。
手前畳は京間、他は江戸間を採用していますがサイズが異なるため、板間を入れるなど空間をミリ単位で調整。網代天井や床の間にもこだわり、格式や決まりごとに則して本格的な茶室を形にしました。
茶室に通じるホスト側の動線も確保。茶室内にある仏間の障子戸を外して、廊下に「けんどん」というレールにはめこむ手法でディスプレイ可能に。まるでそこに窓があるかのような見せ方がポイント。
茶室と隣接したキッチンには和箪笥を置いて着物の着替えなどもできるバックヤードとして充実させました。
生活の拠点を2階から1階に移すにあたり、1階の洗面室・浴室を一新。タオル等をたっぷりしまうことができる収納も新設しました。