リフォームで失敗しない 「間接照明」の入れ方
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夜のリビングはもっと心地よくなる。
リフォームの打合せで「間接照明を入れたいです」とご相談いただくことが増えています。SNSや施工事例で見ると、とても雰囲気がよく、暮らしが少し特別に見えますよね。
ただし、間接照明はただ照明器具を入れれば良いわけではありません。光源の隠し方、照らす面、スイッチ計画、明るさ、メンテナンスまで考えておかないと、「思ったより暗い」「まぶしい」「掃除しにくい」という失敗につながります。
この記事では、リフォームで間接照明を取り入れる時の基本を、分かりやすく解説します。
そもそも間接照明とは?
間接照明とは、照明器具の光を直接見せるのではなく、天井や壁、床、家具などに一度反射させて、空間をやわらかく照らす方法です。
直接照明
ダウンライトやシーリングライトのように、下に向かって直接照らす照明。
間接照明
天井・壁・家具のすき間に光を隠し、反射した光で空間を照らす照明。
まぶしさが出にくく、夜のくつろぎ感をつくりやすいのが特徴です。特にLDK、玄関、寝室、洗面、廊下などで効果を感じやすくなります。
リフォームで間接照明を入れやすい場所
間接照明は、入れる場所によって印象が大きく変わります。すべての場所に入れる必要はありません。暮らしの中で「雰囲気を出したい場所」「夜に落ち着きたい場所」に絞ると、費用対効果が高くなります。
場所別のおすすめと注意点
LDK:天井やテレビ背面で、空間が広く見える
LDKでは、折り上げ天井・下がり天井・テレビ背面・カウンター下が人気です。天井をふわっと照らすと視線が上に抜けるため、空間が広く感じられます。テレビ背面の間接照明は、夜に映画やテレビを見る時のまぶしさをやわらげる効果もあります。
おすすめ リビングの天井まわり、テレビ背面、キッチン腰壁の足元
注意点 照明だけで部屋全体の明るさを取ろうとせず、ダウンライトやペンダントと組み合わせる
キッチン:手元灯と雰囲気灯を分けるのがコツ
キッチンは作業する場所なので、手元の明るさが最優先です。間接照明だけでは包丁作業や洗い物には暗く感じることがあります。吊戸棚下や飾り棚、キッチン背面収納の上部などに間接照明を入れると、実用性と雰囲気のバランスが取りやすくなります。
おすすめ 背面収納の上部、飾り棚、カウンター下
注意点 調理する手元は、別にしっかり照らす
玄関・廊下:最初の印象を上質に
玄関は家の第一印象を決める場所です。足元や玄関収納の下、ニッチの中に光を入れると、帰宅時にほっとする雰囲気になります。廊下は長く暗くなりがちなため、足元のやわらかい光があると夜間も安心です。
おすすめ 玄関収納下、ニッチ、廊下の足元
注意点 センサー連動にする場合は、明るさ・点灯時間の調整も確認
寝室:明るさよりも「まぶしくないこと」が大切
寝室では、読書灯やベッドサイド灯と組み合わせながら、天井・ヘッドボード・カーテンボックスまわりにやわらかい光を入れると落ち着きます。寝る前に強い白い光を見ると、くつろぎにくく感じることもあるため、色味は電球色寄りがおすすめです。
おすすめ ベッドヘッド側の壁、カーテンボックス、天井の折り上げ部
注意点 寝た時に光源が直接目に入らない位置にする
色味と明るさの考え方
間接照明は「明るくする照明」というより、「雰囲気を整える照明」です。昼間のように白く明るくするより、少し温かい色味にした方が、上質で落ち着いた印象になります。
LDKでは、作業用の照明とくつろぎ用の照明を分けると使いやすくなります。たとえば、料理中はダウンライトや手元灯を点け、食後は間接照明だけにしてゆっくり過ごす、という使い分けです。
よくある失敗と防ぎ方
思ったより暗い
原因:間接照明だけで明るさを取ろうとしている
防ぎ方:作業用照明・主照明と組み合わせる
まぶしい
原因:LEDや器具が直接見えている
防ぎ方:光源を奥に隠し、見切り材や立ち上がりを設ける
安っぽく見える
原因:光の粒が見える、光が途切れている
防ぎ方:ドットレス仕様やカバー付き器具を検討する
掃除・交換がしにくい
原因:納まりを優先しすぎて点検できない
防ぎ方:点検・交換できるスペースを確保する
スイッチが使いにくい
原因:生活シーンを想定していない
防ぎ方:玄関・寝室・LDKなど、使う動線でスイッチ位置を決める
打合せ前に決めておくとスムーズなこと
間接照明は、工事が始まってから追加しようとすると、天井や壁の造作、電気配線、スイッチ計画に影響が出やすい部分です。できれば、プラン作成の早い段階で相談しておくのがおすすめです。
- ・どの部屋を一番雰囲気よく見せたいか
- ・夜にどんな過ごし方をしたいか(食事、映画、読書、来客など)
- ・明るさを調整できる調光にしたいか
- ・スイッチをどこで操作したいか
- ・掃除やメンテナンスのしやすさをどこまで重視するか
- ・将来、家具の位置を変える可能性があるか
アクアラボからのアドバイス
間接照明は、入れるだけで空間が必ずおしゃれになるものではありません。大切なのは、「どこを照らしたいのか」「どんな時間を過ごしたいのか」を先に決めることです。
たとえば、LDKで家族とゆっくり過ごしたいなら、テレビ背面や天井まわりにやわらかい光を。玄関の印象を良くしたいなら、収納下やニッチに控えめな光を。寝室で落ち着きたいなら、ベッドに横になった時にまぶしくない位置へ。目的に合わせて照明を計画すると、暮らしの満足度が高くなります。
アクアラボでは、横浜市・川崎市・世田谷区エリアを中心に、間取り・内装・照明・収納まで含めたリフォームをご提案しています。「リビングをもっと雰囲気よくしたい」「キッチンや玄関に間接照明を入れたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ
- ✓ 間接照明は、光源を隠して天井や壁に反射させる照明計画
- ✓ LDK・玄関・寝室・テレビ背面・カウンター下などに入れると効果的
- ✓ 間接照明だけで明るさを取ろうとせず、主照明や作業灯と組み合わせる
- ✓ 色味は電球色〜温白色が使いやすく、調光できるとさらに便利
- ✓ リフォームでは、天井造作・配線・スイッチ計画とセットで早めに検討する
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